佐渡遠征+α
3連休+1日をフルに使って遠征に行ってきました。
4日間も活動しながら走行した国道は僅か2本です。
●9月15日(金)●
まずは新潟県新潟市まで移動。
今回走行する国道は2ヶ所の海上区間を持つR350である。
新潟港の改良に伴って道路も色々と変更されたため、R350の新潟市区間は他の国道との重複区間のみで単独区間が存在しない。
一応は重複区間とフェリー乗り場までの港湾道路を走行し、9:25発の2便目に乗船して両津港を目指す。3連休前とは言え平日のため車両も乗客も少なかった。
佐渡島到着後は国道走行を再開せず、金鉱山や朱鷺関連の施設にも行かず、島内を走り回っていました。
新潟r45佐渡一周線は一部狭路もあるが、集落感を結ぶ幹線県道。新潟r81佐渡縦貫線はヘアピンだらけの1.0車線幅狭路区間が多く、一部を除いて交通量は極めて少ない。
宿泊はホテルや旅館ではなく、北部の入崎キャンプ場の駐車場で車中泊。
天気予報での気温は24度程度なので少し暑いかと思ったが、窓を少し開ければクーラーなしでも過ごせた。
●9月16日(土)●
入崎キャンプ場から新潟r81を走って両津港へ。この区間のr81もヘアピンカーブだらけの1.0車線狭路が大半であり、夜明け前に走る道ではない。
R350自体は普通の国道であり、離島らしい景色はほとんどない。
小木港の近くには国道よりも立派な道路(港湾道路?)があり、これも海上国道の港にありがちなパターンである。
R350走行後は島の南西部を少し走ってから10:25小木港発のフェリーに乗船。
佐渡島滞在期間は僅か22時間。フェリーの乗船手続きを考えると自由に動ける時間はもっと少ない。観光目的であれば訪問する場所を絞るか、もう少し長く滞在した方が良いだろう。
さすがに3連休初日とあって直江津港から下船する車両は非常に多く、小木港で乗る車両もかなり多かった。
直江津港に着いたら残りの上越市区間を走る、と言いたいところだが、実は6月17日のR405の前に走行している。
よって宿泊地に向かってひたすら下道を走る。例のアプリの道の駅の訪問数を稼ぎながら…
●9月17日(日)●
本日走行する国道はR401。
ちょうど1週間前に博士峠バイパスが開通して、長かった工事通行止が解除。酷道区間の解消と同時に冬季閉鎖もなくなるようです。
博士峠も現時点では国道の指定を外れておらず、閉鎖もされておらず通行可能である(博士峠バイパスの開通の少し前に通行止も解除されていた模様)。
前回は分断区間を挟んで一気に走行したが、今回は3連休で交通量が多く日光やら観光地を通る必要があり、群馬県側の端点も観光地と言える場所のため、2日に分ける事にした。
檜枝岐村の端点まで走行した後は、また道の駅に寄りながら宿泊先に向かう。
●9月18日(月・祝)●
取れたホテルが高崎市だったこともあって1時間半かけて群馬県側の端点に到着。
夜明け直後にも関わらず大清水駐車場は7割ほどが埋まっていた。
大清水~一ノ瀬間を往復するバス(と言ってもハイエース?)の運転手の視線を受けながら端点を撮影して早々に退散。
群馬県側を走り終えた後は道の駅に寄りながら概ね西に向かって走る。
翌日が仕事なのであまり遅くなる訳にはいかないので糸魚川ICからE8北陸道を利用。
美川IC付近の工事渋滞にはまり、1km10分という表示だったのが、実際は3km20分だった。
その後は順調に走る事ができたが、福井~武生IC間にも渋滞が発生しているようで、通過時間が70分と表示されていた。
美川IC付近の渋滞が2倍だったため、140分になるかもしれないと思って加賀ICで降りる。
R8で南下するのもつまらないと思ってR305の海沿いを走る。
17時頃より前方の海上に真っ黒な雨雲を視認。ヤフー天気予報の雨雲レーダーを確認すると若狭湾東部が真っ赤になっていた。
17時半頃、道の駅「越前」に着く前から激しい雨。このまま南下して崩落で取り残される可能性を考慮して内陸へ逃げる決断をしてR365や県道で東に向かう。
雨はさらに激しく降り、雷に関しては稲光直後の空気の振動を感じる。水害は発生していなかったが、雨で視界が悪く走り慣れていない場所を運転するのは危険を思って道の駅「西山公園」に避難。30分ほどたって雨が弱くなった後に出発し、その後は順調に帰る事ができた。
翌日、ニュースしおかぜライン土砂流出 全面通行止め 18日午後7時から(福井県)で知ったが、しおかぜラインで土砂崩れが発生していた。
19時に通行止なので、実際に崩れたのが少し前と考えると、そのまま南下を続けていたら危なかったかもしれない。